フリーソフトだけで作るBlu-ray 番外編:BDMV(簡易メニュー付き)

2016/05/19 

今回は、番外編として「簡易メニュー付きBDMV」の作成をまとめていきます。

もちろんフリーソフトだけで作成します。ベースとなるのは、第1回~第5回です。

全5回です。下記の「フリーソフトだけで作るBlu-ray」からどうぞ。ぜひ「手順のまとめ」も合わせて読んでみてください。

フリーソフトだけで作るBlu-ray

フリーソフトだけで作るBlu-ray:手順まとめ

BDMV(簡易メニュー付き)#準備

準備するものをまとめます。

動画ファイル

Blu-rayビデオに対応した形式のものが必要です。詳しくは、第2回第5回の記事を参照ください。

AviSynth

このソフトを直接使用することはありませんが、multiAVCHDを使用する上で必要となります。

ダウンロードはこちらから出来ます。

ページ内の緑色のDownloadと書かれたところからダウンロード出来ます。画面の指示に従って、インストールしてください。

multiAVCHD

こちらからダウンロード出来ます。

今回は、multiAVCHD 4.1.771を使用させていただきました。ページ内の「Download multiAVCHD 4.1.771 (direct link) 」からダウンロードが出来ます。画面の指示に従って、インストールしてください。

CCCP (Combined Community Codec Pack)

こちらは任意ですが、動画ファイルの読み込みなどが出来ない場合は入れましょう。製作者のホームページからダウンロード出来ます。

64-bit版32-bit版がありますので、使用しているWindowsと同じものをダウンロードしましょう。分からない場合は、「コントロールパネル→システムとセキュリティ→システム」で確認できます。(Windows7の場合)

画面の指示に従って、インストールしてください。動画再生ソフトが不要であれば、「Media Player Classic Home Cinema」のチェックを外しましょう。

Combined Community Codec Packのインストール画面

BDMV(簡易メニュー付き)#作成

multiAVCHDの使い方

1.インストールしたフォルダ内の「multiBOOT.exe」もしくは「multiAVCHD.exe」を開きます。multiAVCHD.exeを開いた場合、こんな画面が出るかもしれませんが、構わず「OK」で構いません。しばらく経ったらソフトが開きます。

multiAVCHDの使い方1

2.Media欄の空白にBDMV形式に対応した動画ファイルドラッグ&ドロップしてください。動画のファイル名は、半角英数字にしておいてください。複数の動画ファイルがある場合は、順にドラッグ&ドロップしてください。順番を入れ替える場合は、「up」「down」を選択すれば入れ替えることが出来ます。

次に、読み込んだ動画を選択し、右の「properties」を選択します。

multiAVCHDの使い方2

3.「Title name」横にメニュー画面で表示したい動画の名前を入力してください。日本語は文字化けすることがあるので、その場合は、メモ帳やWordなので日本語を入力してからコピペすればオッケーです。

Poster image」は、メニュー画面で表示される動画のサムネイル静止画にしたい場合に、任意の画像を指定できます。

After playback」は、動画の再生が終わった後どうするかを選択できます。「Go to menu」(メニュー画面へ戻る)を選択しました。任意のものを選択してください。

multiAVCHDの使い方3

4.「Audio」項目を選択し、音声データが認識されているかを確認してください。動画に字幕データが含まれている場合は、「External subtitles」を選択し、字幕データが認識されているかを確認してください。確認が終われば、「OK」を選択します。

multiAVCHDの使い方4

5.次に「Author」を選択します。

multiAVCHDの使い方5

右のGeneral項目のMedia(m2ts)split at(MiB)を任意で変更してください。動画ファイルの上限サイズを表します。「このサイズを超えたら、分割しますよ」ということです。字幕データなどが含まれてる場合は、分割してしまうとエラーが起こるかもしれません。そのため一番サイズの大きい動画ファイルのサイズより大きく設定した方がいいかもしれません。(僕は、特に意味はありませんが、今回は6000Mib(6GB)に設定しています。)

下の「Playback sequence」のAction after last titleを任意で設定してください。最後の動画の再生が終わった時のアクションを指定できます。今回はDisplay menuを選択し、最後の動画が終わった後、メニューを表示するようにしました。

上のMenu style and optionsを任意で選択してください。メニュー画面を作る場合は、Create top menuにチェックを入れます。メニューの種類は、大きく「XMB menu」「Slide menu」「Carousel menu」の3種類用意されています。

3で指定したTitle nameが動画の上に表示されます。またPoster imageで画像を指定していた場合は、動画のサムネイルにその画像が指定されます。

XMB menu

multiAVCHDのXMB menuのサンプル画像

Slide menu

multiAVCHDのSlide menuのサンプル画像

Carousel menu

multiAVCHDのCarousel menuのサンプル画像

6.Menu previewMain menuから、実際にどんな感じのメニューになってるのか確かめることが出来ます。同様に、チャプターの設定、複数の音声トラックや字幕データを収録してる場合は、それぞれChapter menuやSetup menuから確認できると思います。(未確認)

multiAVCHDの使い方6

Default menu typeから、motionstaticを選択します。

motionの場合、メニューの背景動画から抜粋した映像が流れます。

staticの場合、メニューの背景指定した静止画が表示されます。画像は、右のBackground imageの「...」から指定できます。

次に、下のSmart lineを任意で指定します。メニュー画面の右下表示される文字を入力することが出来ます。日本語だと文字化けが起こるので、半角英数字にしてください。今回は、文字を表示したくないので、消して空白にしました。

最後にDestination pathの「...」からBDMVフォルダの保存先を指定し、右下の「Start」を選択します。

7.左下の「Blu-ray Disc」を選択します。

multiAVCHDの使い方7

こういう感じで、BDMVフォルダの作成が始まります。100%になるまで結構時間が掛かるので、まったり待ちましょう。

multiAVCHDの使い方8

Done!」「Finished」と表示されたら、BDMVフォルダの作成完了です!

multiAVCHDの使い方9

ライティング

保存先に指定したフォルダの中に「BDMV」「CERTIFICATE」「HDAVCTN」というフォルダが作成されているはずです。

「HDAVCTN」は、サムネイルに静止画を指定した場合だけかもしれません。その場合、「BDMV」「CERTIFICATE」だけが作成されるはずです。

imgburnでBDMVを焼く方法

あとは、このフォルダを「imgburn」でライティングすれば、簡易メニュー付きのBDMVの完成です!imgburnの使い方は、第3回の記事を参考ください。

まとめ

multiAVCHDは、多機能なフリーソフトです。今回は、最もシンプルなメニューのみのBDMV作成についてまとめました。

触れていない設定も沢山あり、使い込めばもっと手の込んだメニューも作れそうです。メニューにBGMを流すことも簡単にできます。

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