フリーソフトだけで作るBlu-ray 第3回:BDAVの作成 Part.1

2016/02/05 

第1回:準備」では、Blu-rayビデオの基礎的な話をまとめました。

第2回:ビデオについて」では、Blu-rayビデオの規格の話をまとめました。

第3回となる今回は、実際にBlu-rayビデオの作成を進めます。Blu-rayビデオには「BDAV」と「BDMV」の2種類の規格がありますが、今回はBDAVの作成を取り上げます。

スポンサーリンク

BDAVの作成 その1

準備

「Blu-rayビデオにしたいなー」と思ってる動画データを用意してください。その動画データは、以下のようになっていますか?

映像データ(MPEG2もしくはH.264)

音声データ(AACやAC3など)

「映像データの形式」も「音声データの形式」も分からない場合は、第2回で紹介したMediaInfoというフリーソフトで確認出来ます。また動画データの形式が、『映像データ(MPEG2もしくはH.264)、音声データ(AACやAC3など)』では無い場合は、次回の第4回でまとめます。

その動画データは、Blu-rayビデオの規格に沿っていますか?

解像度&アスペクト比

フレームレート

プログレッシブorインターレースの把握

この2点の確認と準備が出来たら、進めていきます。

この2点を満たしていても、再生できない場合があります。それは映像データや音声データの細かな設定がBlu-ray用の設定とは違うためです。その場合も、第4回でBDAV化の手順をまとめますのでご参考ください。

tsMuxeR

「Blu-rayビデオにしたいなー」と思ってる動画データの拡張子は、どうなってますか?

「.m2ts」となっていれば、OKです。「.mp4」「.mpg」であれば、これからする作業が必須です。

「.avi」の場合は、第4回でBDAV化の手順をまとめますのでご参考ください。

使用するフリーソフトは、tsMuxeR GUIです。これよりも新しいバージョンが存在しますが、1.10.6が一番安定して使えているので、僕はずっとこれを使用しています。新しいバージョンでやっても問題ないとは思います。(未確認)

ダウンロードはこちらからできます。今回は、「tsMuxeR_1.10.6」を使用させていただきました。

「Download old versions」とあるので、そこを開きます。「Download tsMuxeR old versions」の下部に「tsMuxeR_1.10.6.zip」があるので、それをダウンロードします。ダウンロード後、zipファイルを解凍してください。

tsMuxerGUI.exeというファイルが実行ファイルです。英語ですが、超簡単な英語だけなので大丈夫です。

フリーソフトtsMuxerGUIの使い方

1.「Input files」の空白部分に、「動画データをドラッグ&ドロップ」してください。簡単に認識してくれるはずです。

動画データは必ずバックアップを取ってから行ってください!

2.次に、「M2TS muxing」にチェックを入れ、「Browse」で保存したい場所を選択し「OK」を押します。

3.最後に、「Start muxing」押します。

「~~~.m2ts」というファイルが出来上がったと思います。Blu-ray形式の動画データが完成です。続いて、この動画データを使ってBlu-rayビデオ(BDAV)を作っていきます。

BDAVの作成 その2

MakeBDAV

先ほど作成した「~~~.m2ts」BDAVに作り変えていきます。僕は、BDAVMakerというフリーソフトを使っていますが、更新が止まってしまっています。

ダウンロードから使い方は、こちらをご参照ください。

【フリーソフト】BDAVMakerの使い方【Blu-ray作成】

なので、今から始めるという人には、MakeBDAVというフリーソフトをオススメします。

MakeBDAVは、製作者のホームページからダウンロード出来ます。今回は、「MakeBDAV 1.32」を使用させていただきました。

現在は、バージョン1.40にアップデートされています。

インストール方法はとてもややこしいので落ち着いて進めましょう。まずJAVA Version8をインストールしてください。既にインストール済みの場合は不要です。その後、「MakeBDAV」をインストールしてください。

説明に書かれている「TsSplitter」と「TsTimeKeeper」は必要であれば導入してください。無くても使用出来ます。

フリーソフトMakeBDAVの使い方1

1.「追加」ボタンを押して動画ファイルを選択してもいいですが、「ファイルリスト」のところに、先ほどの「~~~.m2ts」ファイルをドラッグ&ドロップすれば、読み込んでくれます。上の画像は、動画1本だけですが、ディスク容量の上限までなら何本でも追加できます。(BD-Rの合計容量の上限目安は22~23GBです。)

2.「参照」を押して、BDAVフォルダの保存先を指定してください。

3.「タイトル編集」から、表示されるタイトルを付けたり、表示される日時を指定できたり、表示される内容を記入することが出来ます。

4.「作成」を押しましょう。

フリーソフトMakeBDAVの使い方2

「正常終了」となればOKです。「BDAVフォルダ」の完成です。

imgburn

先ほど作成した「BDAVフォルダ」をBD-RE(BD-Rも可)に焼けば、Blu-rayビデオ(BDAV)の完成です。

次に使用するフリーソフトは、imgburnです。製作者のホームページからダウンロードが出来ます。英語ですが、超簡単な英語だけなので大丈夫です。今回は、「ImgBurn v2.5.8.0」を使用させていただきました。

正常に再生されない可能性が多々あるので、必ず最初はBD-REに書き込んでください。BD-REであれば、再生不可の場合でもデータを消すことが出来ます。

フリーソフトimgburnの使い方1

imgburnを起動すると、こういう画面になります。フォルダごとディスクに焼きたいので、右上の「Write files/folders to disc」を選択します。

フリーソフトimgburnの使い方2

次に「Source」の部分に、先ほど作成した「BDAVフォルダ」をドラッグ&ドロップしてください。右のOptionsからFile System「UDF」に設定し、続いてUDF Revisionの設定を変えます。BD-R(BD-R DL)の場合は「2.60」に、BD-RE(BD-RE DL)の場合は「2.50」にしてください。

フリーソフトimgburnの使い方3

次に「Labels」項目を見ます。UDF欄の空欄にディスクのタイトルを入れることが出来ます。好きなタイトルを入れましょう。(半角のアルファベットの方がいいかもしれません。)

最後に左下のマーク(フォルダのアイコン→ディスクの絵柄)を押せば、ライティングが開始されます。書き込みが終われば、BDAVの完成です!

まとめ

Blu-rayプレイヤー、レコーダーやPS3などで再生できましたか?ちなみに手持ちのスマホで撮ったビデオ(1280×720)で作成してみましたが、DIGAで問題なく再生できました。

残念ながら再生不可だったというのも少なくないと思います。次回の第4回は、再生不可だった動画データを再生できるように、劣化に気付かないレベルで再圧縮(エンコード)して、BDAVを作成する手順をまとめます。是非、ご参考ください。

フリーソフトだけで作るBlu-ray

全5回+番外編です。下記の「フリーソフトだけで作るBlu-ray」からどうぞ。その他「手順のまとめ」も合わせて読んでみてください。

フリーソフトだけで作るBlu-ray

フリーソフトだけで作るBlu-ray:手順まとめ

スポンサーリンク

-フリーソフトだけで作るBlu-ray
-