内臓型BDドライブの決定版「BH14NS58 BL」に換装して使用してみた

BH14NS58 BL本体

BUFFALO BRXL-PC6VU2/N(約半年で突然故障)⇒BUFFALO BRXL-PT6U2V/N(約2年で突然故障)と外付けBDドライブが立て続けに2台故障…。前触れもなく、久しぶりにパソコンに接続すると、完全に読み込めなくなっていました。手持ちのWindows機でもMacでも…ということで、渋々BDドライブを買う運びになりました。

以前使用していた内臓型のパイオニア BDR-207DBKが6~7年故障なく使用できたこともあって、外付けドライブは故障しやすいんじゃないかと推測…。内臓BDドライブに回帰することにしました。

日立LGデータストレージ BH14NS58 BL

パイオニアのBDR-212BKと迷いつつチョイスしたのは、日立LGデータストレージのBH14NS58 BLです。簡単にスペック比較してみましたが、十分な商品でした。

BD-Rの14倍速書き込みに対応したBDドライブ。1000円程度高い上位機に16倍速書き込みに対応したBH16NS58がラインナップされていますが、そもそも一般的なBD-Rメディアが最大4~6倍速書き込みのものばかりなので、16倍速書き込み対応の上位機である必要は、殆ど無いと思います。

CyberLink Media Suite 10 For Blu-ray

CyberLink Media Suite 10 For Blu-ray

パイオニアのBDR-212BKとの違いは、「ソフト付き」という点です。フリーソフトで十分なので未使用のままなのですが、PCに詳しくない人には有難い付属品だと思います。CyberLink Media Suite 10 For Blu-rayには、以下3本が収録されているようです。

  • PowerDVD
  • Power2Go
  • PowerProducer

BH14NS58 BLの外観

パイオニア製と比べるとチープというレビューを見かけたのですが、バルク品同士の比較では、質感の差は感じられませんでした。未確認ですが、非バルク品のパイオニア製ドライブの質感と比べたら、差があるのかもしれません。ただ価格も1.5倍~2倍違うので、比べるまでも無い気がします。

右がBH14NS58 BL、左がBDR-207DBKです。

BDR-207DBKとBH14NS58 BLの比較

BH14NS58 BLのサイズ

BH14NS58 BLの利点のひとつとして、奥行きが短いことが挙げられます。一般的なBDドライブの奥行18cmに対して、BH14NS58 BLの奥行は17cm。小型の自作PCの場合は、1cmの短さ(省スペース)が利いてくることもありそうです。

右がBH14NS58 BL、左がBDR-207DBKです。

BDR-207DBKとBH14NS58 BLの比較2

BH14NS58 BLの使用テスト

BD-REの消去

フリーソフト「Burn Aware Free」でBD-REの完全消去を行いました。全く問題なく消去できました。

BH14NS58 BLでBD-RE消去

BD-Rに書き込み

三菱ケミカルメディア Verbatim VBR130RP50V4を使用しました。

こちらも全く問題なく完了…。BH14NS58 BLは14倍速対応のドライブですが、BD-Rが6倍速対応なので、実際の平均書き込み速度は、5.8倍とになりました。

BH14NS58 BLでBD-Rにライティング1

BH14NS58 BLでBD-Rにライティング2

BD-Rのエラーチェック

VSO Inspectorを使用してエラーチェックを行いましたが、100%良好になりました。

BH14NS58 BLでライティングしらBD-Rのエラーチェック

BH14NS58 BLの総評

「買い」だと思います。BDドライブは、毎年、革新的な新製品が発売されるジャンルでは無いので、安定してBD-Rの読み書きが出来れば十分と考えています。BH14NS58 BLが発売されたのも2016年初頭です。何年も変わってないのは良い点といえるかもしれません。あとは長期間にわたってエラーなく使用できれば完璧なのですが、こればかりは使ってみないと分かりませんね。

  • パイオニアドライブよりも若干安い
  • パイオニアドライブよりも奥行きが1cm短い(小型)
  • 安定していること(売れ筋のメディアVerbatim VBR130RP50V4で読み書きエラーなし)
  • 再生ソフトなどが付属(CyberLink Media Suite 10 For Blu-ray)

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